家族の矯正治療

昨日の夕方は大塚にあるひまわり小児•矯正歯科へ行ってきました。嫁さんは矯正後のチェック、リテーナーの調整、自分とこでできるんですけどやってもらいました。(汗 長女は1期矯正のチェック、チンキャップの確認、ワイヤー交換。次女が1期矯正 必要性のチェック、右上の犬歯が萌えてこないので、拡大矯正することになりました。岡家女子全員矯正決定です。

嫁さんは矯正終わったので、ビフォーアフターを紹介します。

おもいきり顔だしますけど(笑 家族ですので。  歯並びで悩んでいる人の参考になればと思います。

矯正前の横顔です。下唇が出てはらかいてる様に見えます。(『はらかいてる』→『怒ってる』 長崎弁?)




矯正後の横顔です。口元すっきりシャープになりましたね。

矯正は歯という硬い組織を移動させるので、顔の印象も変わってきます。若返ったでしょう?



矯正前の正面です。八重歯があったんですね、バイマックスぎみの1級叢生ケースって所です。八重歯があると幼く見えます。アラフォーで歯並び悪いのはどうかと思っていますが、みなさんはどう思いますか?




矯正後の正面です。スマイルバッチリ!よくなりました。本人も僕もよかったです。自分を変えたい人、歯で悩みたくない人、よく食べれて、見た目も良くて健康的に生きたい人は成人矯正ありです。




顔変わったでしょう?整形じゃないんですよ。整形でも軟組織をいじるのは変化に乏しいけど、骨とか歯など硬組織をいじるとガラッと変化します。

嫁さんのお母さんもびっくりしてました。


岡歯科では矯正した本人から矯正の体験談が聞けて、歯の悩み相談ができます。悩んでいる人はどしどし声をかけてください。(エイギョウカ!

なぜ、家族3人とも矯正を始める事になったか少し話しましょう。

歯の治療で大切なことは、

①:歯を削らない(予防)

②:無くなった所は最小限でもとに戻す(修復や補綴)

③:噛める、長持ちする歯列を作る(矯正)

④:治ったらそれを保つ(予防)

ということです。この前改めて教えてもらい納得しました。その通りだと思います。噛める歯列を作り、見た目も改善できる矯正治療というのは歯科治療でのキーポイントなんです。なので家族で実践していますし、子供には修復治療や補綴治療はできるだけ受けさせたくありません。岡歯科でも来年から矯正を本格的に習って臨床に取り入れていきます。

では、矯正ができなくて、すべて保険治療でまかなおうとするとどうなるでしょう?

①:矯正できないので歯並びが悪い所は抜いて隣の歯を削ってブリッジで銀歯を作る

②:歯並びが悪いままだと、すべてではないが虫歯になったり、歯周病が進みやすかったり、いざ治療ということになっても治療がしにくい=治療しても悪くなりやすい

③:不幸にも歯を失ってしまったら、インプラントはできないので、歯並びが悪いままの入れ歯になり噛めない事が多い→何回入れ歯を作ってもうまくいかない

④:意外とみんな知らないのですが、保険制度は疾病給付という目的なので基本的に予防という概念はない。治療してはじめてお金が発生するので、治療が中心となり銀歯が増える→削れば削るほど悪くなる

これで、現代の人が満足するのでしょうか?歯科医としてそんな治療?しかできなくていいんですか?という話になると思います。3Dテレビとか言ってる時代に銀歯って入れ歯って、、、どうなんでしょう。保険制度が良い悪いではなくて、保険の枠組みのなかで歯医者さんも患者さんも何とかしようとするので、歯のトラブルが起こりやすいと思っています。本当なら『残念ながら保険治療では今の歯科医学で考えられるベストな治療は受けれません。』とはっきり言うべきなんです。事実ですから。その代わり『保険治療ではここまで、自由診療ではここまで出来る。』『あなたにはこういう理由で、この治療方法がいいと思います。』という事を伝えたほうがいいんですね。治療方法では選択肢を与えて、患者さんにも自分で選んだ治療の責任(覚悟と言ってもいい)をとってもらった方がいいと思います。こう書くと厳しく思えるかもしれませんが、岡歯科ではできるだけ伝えるようにしています。

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家族の矯正治療 への1件のコメント

  1. よういち より:

    自分は絵を描くのgoogleで
    「横顔」と検索してここにたどり着きました
    実は今歯科矯正を考えています
    とても参考になります!
    やはり強制しないとですね、モテたいので
    本当に受け口がコンプレックスなのです

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