Q&Aでわかる「いい歯医者」2012

上記の雑誌を作っている週刊朝日の下請け会社からFAXが来た。

「マイクロスコープによる精密治療を行っている歯科医院として掲載しませんか?」と。

この手の勧誘や掲載案内は多いのだが、有料(ものすごくバカ高い!)なのでほとんど無視してる。しかし、今回は電話までかけてきての勧誘を受けた。

いつものごとく丁重にお断りさせていただいたのだが、製作している下請け会社も上に言われ、しょうがなく全国の歯科医院をネットで調べ、FAXを送りまくり、電話をかけまくっているのだろう。しょせん電気の無駄使いなんだけどな〜。

患者さんサイドとして注意しとかなければならないのは、『「いい歯医者」に掲載している歯科医院は、50万〜100万近くの掲載料を払って自医院を宣伝している歯医者さんだ。』ということだ。そこには、腕がいいとか、診療や診察が丁寧であるとか、説明や治療が上手とか、患者さんにとって本当に有益な情報はほぼ掲載されていないに等しい。(と思う読んでないからわからないけど。(笑)

たとえ有益な情報が掲載されていたとしても、バカ高い宣伝料を払った歯科医院サイドのバイアスがかかった情報ということなのだ。(お金はらってまで自医院に不利な情報をのせるヤツはいないよね。)

よく考えればわかることなのだが、Q&Aでわかる「いい歯医者」とは、雑誌社が懇切丁寧な取材をもとに公正な判断を下して作っている訳ではなく、インターネット、電話1本、FAX1本で作っている雑誌なのだ。掲載基準は、掲載料が払えるかどうか?がすべての世界である。

「いい歯医者」は患者さんにとってのいい歯医者ではなく、雑誌社にとっての「いい歯医者」だと言っても過言ではなかろう。

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Q&Aでわかる「いい歯医者」2012 への2件のコメント

  1. 坂東達矢 より:

    まったく、同感です!

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