我が母校 長崎 海星高校が夏の甲子園出場を果たした!おめでとう!!頑張れステラ•マリス!!!ちょっと寄付せんばいかんですね。
甲子園には在学中 母校が出場したので、応援に行った事がありますが、甲子園で校歌を歌った時は、何とも言えず母校愛がわき上がり本当に感動しました。
『いな〜さの、や〜ま〜の、とお〜と〜きすが〜た〜、、、』やっぱ校歌はいいね〜。いいねっ!
今年はケルン国際デンタルショーという世界最大のデンタルショーが3月に開催され、日本から行った歯科関係者のレビューを何個か読ませていただきました。論調としては、総じてCAD/CAMがこれから歯科のトレンドになるだろうという内容が多かったです。
CAD/CAMに詳しくない人は→歯科用CAD/CAM
その国際デンタルショーのレビューを読んで得た感想は、
『歯科って昔からやってること変わんねーな。』
ってことだけでした。
昔は板金技工→今は鋳造技工→これからはCAD/CAM技工ということなんだろうけど、ここは進歩だ進歩だと言って飛びつくのではなく、一歩引いた考えを述べてみます。
これって歯科が昔からずーっと繰り返してる補綴修復、欠損補綴のやり方(被せ物の作り方)が進歩しただけなんですよ。
『マジで?』
今の鋳造技工が将来CAD/CAM技工になって、劇的に補綴修復や欠損補綴の予後がよくなるっていうのなら注目する意味もありますが、たぶん実際には何も変わらないし、下手したら予後が今より悪くなる可能性もあるので、流れ歯医者的には歯科用CAD/CAM 注意して取り扱うべしと思っています。(銀歯がなくなるぐらいの変化はあります、、、)
補綴で被せるという行為は虫歯などで失った歯の一部分を人工物で置き換えるという事なのですが、まず第一に
一度補綴修復した所はなるべく再治療がないようにするべき
「出来るか!」と言わずに、そういう視点でとらえたほうがよいと考えています。
それに
補綴修復にならないようにしたほうがもっとよい。
とも思っています。
そういう視点で補綴修復を見ると、見方が変わると思うんです。歯科医はCAD/CAMなんかにはあんまり注目しなくなるかと、それよりもいざ補綴修復の治療となった時は
虫歯の取り残しや見逃しをしない。
歯磨きしやすいように被せ物をピッタリ合わせる。
ピッタリ合わせられる様な歯の型取りをする。
被せ物が壊れないようなデザインに歯を削る。
被せ物がとれないようなデザインに歯を削る
噛む力が強い所は被せ物が削れたり壊れたりしにくい材料を選ぶ。
作る技工士さんはうまい人を選ぶ。
とかになってくると思うんです。
本当にCAD/CAMに注目するべきは歯科医ではなくて技工士さんなんです。技工をする人がCAD/CAMの善し悪しを論じるべきで、歯科医が飛びつくべき物ではないんじゃないか?と流れ歯医者的には思いますが、世間の歯科医はどう思ってるんでしょう?
それに光学印象やCAD/CAMの読み込みがどうのこうのと言ったって、削り方が荒かったり雑だったりしたらスキャンも雑なまま読み込むか、きちんと読み込めないし、
『仕事が雑なヤツは今よりもっとダメなる。』
と思うんですけど。
じいちゃん〜父ちゃん〜自分と三世代で歯科に関わって来て思うのですが、歯医者の仕事は道具や物が変わっただけで昔からやってる事はあんまり変わらないなーって事、世間の人々は薄々感づいていると思うんですよ。
歯医者の仕事はそんなもんだと割り切るのも1つの方法なのですが、虫歯や歯周病、歯内療法ってお医者さんはお手上げだし、歯医者が治せないとなると欠損補綴がどんどん増えて世間の人は困ると思います。
目先を変えて集客のためデンタルエステとかデンタルスパとかやったって、しょせん付け焼き刃 そんなの一時的なものだし、「インプラントで増患、増収、年商1億を目指せ!」なんて患者さんが聞いたらどう思うか?って考えるほうがまともな精神の持ち主だと思っています。
それよりも治療をしたら確実に治すように努力することが大切で、その姿勢で臨床を行い結果を残していくほうが歯科の評価を高めることになり、最終的に増患〜増収になるとの考えです。
その方法としては拡大診療=顕微鏡歯科治療が効果ありと思っているのです。
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今回のブログは非常に凝った演出ですね。これはなかなか出来ません。
作成-upまでに相当の時間がかかったのではないでしょうか…
お疲れさまでございました。。。
今週末は長崎の歯内療法学会大会場におります。
宮崎へ立ち寄れるタイミングがあればよかったのですが…残念っ
岡先生様
ブログ拝見させて頂きました。
福岡でOsirixの導入サポートを行っております。
出身は、宮崎県です。
レントゲン装置が、デジタルデータ(DICOM)に対応されて
いれば、すぐに導入可能です。
ご興味ございましたら、ご連絡下さい。
日本でのOsirix公式パートナーは
http://www.newton-graphics.co.jp/
です。
駄文を読んでいただきありがとうございます。レントゲンはまだアナログなので、将来デジタル化したときはご相談させてください。仕事ではi-Mac i-Padを使用しており、宮崎市内のサテライト歯科医院でCT撮影をしてもらいDICOMデータをもらったときは、i-Macに入れたOsirixを使用させてもらっています。
歯科でデジタルレントゲンというと独自の解析ソフトを入れたPCとのセット販売がほとんどです。市販のPC Osirix等のフリーソフトが使えればもっと安価でデジタルレントゲンも広がると思っていますがどうなのでしょうか?
杉本真樹先生は以前新聞で特集を組まれていた時、提唱された『医療の可視化』『医療情報の解放』というコンセプトに非常に共感したのを覚えています。今度発売された本は買って読んでみようと思います。
ブログを拝見させていただきました。当方CAD/CAMで補綴物を製作しております技工所ですが岡先生の仰る通りだと思います。製作方法が変わっただけで従来から同じものを製作しているのですからね、まあ外見や材質の違いは少々ありますけど。私もこの業界に入って35年になりますが本質は何もかわってないように思います。
私もむかしはいつも海に入っていましたがさすがに最近はもっぱら丘の上です。