話はちょっと古くなりますが、
日本顕微鏡歯科学会認定医試験なるものを去年12月に受けてきました。
学会在籍期間が3年以上経過しないと受けれないので、待っていたんです。
顕微鏡歯科学会認定医は他の歯科学会認定医と大きく違って、臨床写真やレントゲンの堤出ではなく、顕微鏡臨床動画の事前堤出が義務づけられています。
当日あるペーパー試験のほうは小論文みたいなものでなんとかなるんですけど、認定医動画はwebで公開を前提としているのでしっかり作らないと受かりません。
認定医動画の製作は認定指導医(2人)の厳しい事前チェックを受け、OKが出たら顕微鏡歯科学会事務局へ提出します。そこで動画の再確認が行われ、問題なければその動画をもとに試験当日 口頭試問があります。
試験は、東京と大阪で年1回づつあります。僕は何かと知り合いが多い東京会場の試験を受けることにしました。
試験日は平日木曜日だったので、前日入りして東京で開業している同級生と久々再開。「お互い年相応になったね。」
麻生十番にある 小やなぎ アットホームな地下のお店
自分一人だったら麻生のお店に来れるはずもなく、同級生に感謝です。次の日は試験だったので、一次会で切り上げです。
翌日は、試験会場であるヨシダ本社がある上野へ
20数年ぶりのアメ横
なんとか、試験会場へ到着
3月の地震でヨシダ本社建物も大分ヒビ等入っていて、改修工事真っ最中
今は改装工事も終わっていて、きれいにリニューアルしてるみたいです。
詳しくは、松井健郎さんのBlog 2/21 分を読んでみて下さい。
湯島の先生御用達の顕微鏡が鎮座してました…
まったく話しは変わりますが、ヨシダからはおNewの顕微鏡がリリースされます。
メーラーの新機種!Zeiss 「プロL5」の対抗機種になるみたいです。このシルバーグレイとブルーとカクカクしたデザインがガンダムっぽく、好きな人は好きかと、女子はデザイン的に買わないかもしれませんね。
こっちは同じくヨシダから新発売となるインド製の顕微鏡、悪くはないと思います。ペントロン扱いブライトビジョンの対抗機種って感じでしょうか?中国vsインド お好きな国はどっち?
さて、小論文タイプの筆記試験が終わったら
こんな感じでみんな自分の番を待ちます。みんな久々の試験なので何となく緊張してます。
口頭試験は自分が作ってきた動画を試験官(2人)に見せながら、試験官の質問に答えていくという方式です。ぼくの試験官は超大御所のH先生とS先生でした。
質問は20分ぐらい続き、「え、そんな所まで突っ込まれるの?」と結構細かい所まで指摘されました。(汗 さすがに超大御所は見る目が違います。
僕が作ってきた動画も1本の歯を「除去〜エンド〜コア〜形成〜セット」までのフルコースで仕上げたもので、突っ込みどころ満載だったっていうのもあるのですが。
試験結果は…
「あ、38番目に載ってます。滑り込みセーフ!!」
九州では3人目、顕微鏡歯科学会発表仲間である長崎県•佐世保市の辻本先生と一緒に合格しました。(先生も大阪で受けてたのね。)
今年は合格者が8人、年々難しくなっているような気がします…
合格したので、家族にご褒美もらいました!
これは嬉しかったな〜。
どうも、佐世保の辻本です。いつもブログ楽しく拝見させていただいております。
認定医試験僕も緊張しました…担当は大阪のエンドの重鎮Y先生とK先生でダメだしいっぱい受けましたw 大阪は3人しか受験者いませんでしたよー、やはりマイクロは東京というのを感じました。また学会でお会いできるのを楽しみにしております!
辻本先生 おはようございます。変なブログ読んでいただいてありがとうございます。(恥… それと、認定医試験合格おめでとうございます。大阪3人だったんですか?講習会付きだったのに… 東京会場は13人ぐらいでしたので今年は約半分しか合格していませんね、年々厳しくなっていくような気もします。
話は変わりますが、この前 宮崎で開催されたインプラント学会で日宇歯科の院長先生が発表されていました。臨床への情熱が感じられる示唆に富む発表だったので、記憶に残っています。
九州ではたった3人の認定医ですが、これを機に今後ともよろしくお願いします。
オカシカ 岡忠克