インプラントは用いよう

なにかとマスコミに叩かれているインプラント治療ですが、

用いようによっちゃ利点もあると考えています。

どんな治療方法でも利点、欠点はありますし、インプラント治療で恩恵を受けている患者さんも居るわけで、マスコミも公正な目で見て判断できるような報道をすべきでしょう。(番組的には面白くないとは思いますが…)

個人的にはインプラントの前に、歯を失わないようにする為、もっとやれる事がいっぱいあるとは思ってるんですけど(^^)、

どうしても助ける事が出来ない歯や、最初から抜歯して歯が無くて困っている人達も居ますからね。

適応や欠点を踏まえた上で、『効果的な用い方』をすればいいだけだと思うんです。


歯が無い所に歯を作る方法を『欠損補綴』といい、現在の所歯が無くなった時とる方法は3つ。

両隣に支えるに足る歯があれば『ブリッジ』

 

 

 

歯がない所の両隣の歯に被せ物をして繋げています。

これがブリッジ。


 

ブリッジが適応でない所は『部分入れ歯』

左右奥歯がなく取り外し式の部分入れ歯が入っています。

歯がなくなった所の片方にしか歯がない場合や、両隣に歯があってもブリッジが出来ない場合が適応です。


話は変わりますが、ここまでインプラントが流行ったというのも、患者さんが入れ歯に満足しなかった。入れ歯のトラブルが多かった。という理由もあると思います。

歯が無くなった所にどうやって歯を作ろうか?じゃなくて、歯が無くならないようにするためにはどうしたらいいか?に考えをシフトするべきなんですけどね、なかなか難しいようです。



そして『インプラント』です。


この患者さんは1980年代に サファイヤインプラント(歯ぐきから突き出ている透明なプラスチックみたいなものです。) を入れていましたが、数年前グラグラしてたので、撤去してチタン製のインプラントにやりかえました。

サファイヤインプラントの撤去はありましたが、若いときに歯を失って、それから30年近く固定式の入れ歯=インプラントですごす事が出来ている。というのも大きなメリットだと思います。

みなさんどう思いますか?


今回は真面目な内容〜♫

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