見えてる治療 見えていない治療

先日、とある方が書いたコラムでなるほどと思ったのですが、ユニクロの戦略 例えば『シルクを使ったシャツ等素材は良いが、値段は驚くほど高くないという商品を手がけている。』という例をあげて、

歯科でも高所得者か低所得者のどちらかを対象にするのではなく、別の違った客層を捉えるように考え、『自費か保険か』の発想だけじゃなくて、患者さん目線に立って少し無理すれば支払える価格帯で、自然歯に近く固く噛みやすい歯を手頃な値段で手に入るように工夫できないものか?ということを書いていました。

たしかに、自由診療の提供方法は値段も含め工夫の余地はあると思いますし、うちでもいろいろオプションを揃えるようにしています。

ただ、陥りがちなのが価格競争に入ってしまう事で、値段ばかりに注目して質の維持(治療内容)に目を向けないただの物売り歯科医院になっている所もあるって事です。

宮崎でも非常にリーズナブルな審美歯科やインプラントを売りにしている歯科医院がちらほらと出てきていますが、(そういう所は宣伝バンバンしてるんで目立つんですよ。)患者さんは『この治療がこの値段で本当に可能か?』という視点で考えることや、歯医者さん選びで失敗しないような歯科治療の知識を増やすことも必要でしょう。

特に地方では、その自由診療が本当にちゃんとしたものなのかどうか?という視点は患者さんにあまりなく、歯医者さんが勧めているからいい治療のはずだとか、保険より高いから当然いい治療だというある意味一方的な認識(勘違い)をしてる人も多いように感じます。(今の時代この考え方は危険です。)

ただ、いい歯医者さんを見つけるというのは難しく悩んでいる人も多いので、『よく見えている治療』=『拡大診療』を実践している所は医院選択の1つの指標になるかもしれません。

プラス、『その治療内容を見せてくれる。』とよりベターだと思います。

今回作った動画を見てもらうとわかるのですが、同じような銀歯をやり変える審美治療でも『見えていない治療』の結果いろんな弊害が出てきおり、反対に『見えてる治療』ではきれいな治療結果が残せています。


今回のレジン充填は立体感を出すよう意識して形態を作ってみました。辺縁はホワイトを少し入れるともっとよくなったかもしれません。ヾ(。・ω・)ノ゚

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