ウチの奥様は昔、八重歯さんでした。
こんな感じの完全八重歯です。(コレ造語^^)
隣の歯(#22)はお約束の、子供の頃から虫歯→再治療→虫歯→再治療の繰り返しで、若くして前装冠(保険の差し歯:写真では銀歯)が入ってました。
このように歯が重なっていたら治療がやりにくいので、まともな虫歯治療が出来ません。それに歯磨きもしにくいです。
これはいただけないなということで、矯正治療を行いました。
仮歯に変えてた前装冠の所、歯ぐきが下がって付け根が見え出したので、
仮歯を外して、Endoをやり直してファイバーコア立てた所です。
仮歯をはめた所。僕はこの時、もう仮歯でいいんじゃね?と思ったのですが…
セラミックス(e-max)に入れ変えました。
術前
歳をとっても八重歯を維持している人は少ないと思います。なんだかんだで抜歯している人が多いんじゃないでしょうか?
八重歯だけじゃなく、歯並びが悪いまま自分の歯を保っている高齢者というのは少ないのです。
八重歯のように歯が重なった乱杭歯のような状態で、まともな歯磨きを一生続けるというのはとても難しいと思います。
それに、歯並びが悪くて歯磨きがしにくい環境というのは、虫歯や歯周病のリスク因子の1つになります。
ウチの奥様のように、八重歯の隣の歯が悪くなると再治療も大変で、時間もお金もかかります。
悪くなる前、出来れば若いうちに歯磨きしやすい歯並びを整えておく(歯磨きしやすい環境を作る)=矯正治療というのは意義がある治療と考えてるんですよね。