正中離開(スキッ歯)を治す手段としては、足して埋める方法と歯を動かして埋める方法(矯正治療)二つの方法に分けられると思います。
今回は歯を動かして埋める方法(矯正治療)をご紹介。
次回は足して埋める方法を紹介しますね、それぞれメリット•デメリットがありますので、参考にしていただければ幸いです。
初診
スキッ歯の原因は、門歯の隣の歯が矮小歯といって正常な歯の形をしておらず細いため余計に開いてきたと判断。
年齢も若いので、歯を削らないで治す矯正治療を選択。
矯正後、矮小歯は極力削らずレジンで被せる方法を選択しました。
矯正スタート
一ヶ月もすると閉じてきました。
もうちょい真っすぐ揃えて
矯正後は歯が元の位置に戻らないように保定しておく必要があります。
この場合保定はこんな感じで簡単に
保定装置はいずれ取りますので、無理やり外さないようにして下さいね。(^^
矮小歯にハイブリッドレジンで作ったキャップみたいな被せ物をくっつけて終了
ハイブリッドレジンのキャップは、大人になったらいずれやりかえが必要になる時が来ると思います。
ただ、矮小歯で歯はほとんど削ってないですので、やりかえも簡単に済むでしょう。
このケースの場合は矯正+修復(被せる)でしたが、矯正治療でスキッ歯を治す場合は歯を削らないで済むというメリットが一番大きいです。
デメリットとしては、時間がかかる。この場合は忙しくて中々来院できなかったこともあり、結局10ヶ月かかりました。
それと、自由診療になるのでお金がかかることもデメリットです。
気になっていたスキッ歯が治ってよかったね。ヾ( ゚∀゚)ノ゙
って、米国のブラザー(黒人)の間では信じられていたという都市伝説を昔聞いた事があります。
(; ・`д・´) な、なんだってー!! (`・д´・ ;)