タルギス•ベクトリス

ウチではインレーブリッジ(接着ブリッジ?)全くと言っていいほど手がけませんが、唯一開業当初処置させてもらった患者さんが、久々来院してくれました。

インレーブリッジ(接着ブリッジ?)は歯をあまり削らなくていいという利点はあるのですが、いつのまにか片方外れて中がひどい虫歯になっていた…という場合が多く見られるので、今では手がける人もあまりいないと思います。


術前

銀歯のインレーブリッジを白くしてほしいと来院


横から見た図(下の方)

ブリッジですが、自分の歯をあまり削らないで済んでいます。

 

銀歯を外してインレーブリッジ

の形成が終わった所

このケースは銀歯のインレーブリッジが結構な年数持っていたという事実と、ブリッジ間の距離が短かったので、再度インレーブリッジを選択しました。

 

術後

ハイブリッドレジンのインレーブリッジ

 

横から見た図(下の方)


開業当初(約9年前)はハイブリッドレジンでの修復(被せ物)が結構流行っていて、その頃ブリッジにも使えると言われていたのがイボクラ•ビバデント社のタルギス•ベクトリスという材料です。

ハイブリッドレジンのブリッジは、基本素材がレジンなんで耐久性に劣ると考えられていたのですが、タルギス•ベクトリスはレジンの中にベクトリスというグラスファイバー製の心棒みたいなフレームをかませているので大丈夫と言われていました。

まぁ、ファイバーコアみたいなもんです。

たぶん、今はもうタルギス•ベクトリスないと思います。

 

で、9年後

右側の奥歯

 

横から見た図(下の方)

 

たまたまかもしれませんけど、

 

意外と持ってる!

 

メンテは来て下さいね。(`・ω・´)キリッ

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