建物の配置については開業ブログ 7、簡単な外観の考え方については開業ブログ 10、屋根の形状については開業ブログ 13、外壁については開業ブログ 15、窓については開業ブログ 16、で書いてきました。
じゃあ結局、人(患者さん)を引き寄せる外観ってどんなのがいいの?というオカシカ先生独自の見解をまとめてみます。あくまで宮崎限定の個人的な意見であり、開業する歯科医師のキャラや治療方針•技術•コンセプトなどは、横に置いた上の話ですから全部にはあてはまらないですよ。
最初に言っておきますが、前にも書いてるように宮崎では基本2階(特にテナント)は絶対ダメです。(経験者は語る! 苦笑)
宮崎人は歯科医院や病院というものは、1階で1個の建物が地べたからどーんと建ってるという分かりやすいイメージを持っています。(たぶん)
1階駐車場、2階歯科医院って建物もよく見ます。コレは昔流行っていたレイアウトなのかもしれませんが、今建てるのであれば避けた方がいいでしょう。
そして、大きい建物のほうが宮崎人には安心感を与えるようです。(たぶん) 人間の心理としてこじんまりした病院より、大きな病院のほうがなんとなく安心感がありますよね?ウチの場合も正面は大きく見えるような工夫をしてもらいました。
開業する土地の形状にもよるのですが、建物が道路から引っ込みすぎるとよくないと思います。手前に駐車場を広くとって、建物は奥にというレイアウトしか出来ない場合は、医院の見せ方や看板を工夫したほうがいいと思います。
外装に関しては、どういう患者さんに来てほしいのか?を明確にして建物に落とし込まなければならないのですが、7割はスタンダードな外壁材を使って、残り3割でコンセプトを表現するという感じになると思います。
宮崎だとあまり高級すぎるイメージだったり、重厚感がありすぎる感じを前面に出すと少し敬遠されちゃうかもしれません。ちなみにウチは落ち着いた感じでベージュを選んでいます。
人通りや車通りが多い立地であれば、夜間の外壁へのライティングに配慮するとよりアピール効果があると思われます。ウチはMSD(メディカルスペースデザイン)のI先生に内外のライティングデザインをしていただきました。宮崎じゃ歯科医院で夜間ライティングをちゃんとやってる所はないかも…
外からの診療所内の見せ方ですが、中が全く分からない店舗は心理的に入りづらいです。ただ見せ方はセンスがいるので難しい所だと思います。
いろいろ考えて行くと…
宮崎で歯科医院建てるなら…
ゴールデンスタンダードにしとけ!
ってことなんでしょうね。(笑