今日はどの建築会社で歯科医院を建ててもらうかについてです。
歯科医院建築のとき歯科材料屋さんにたまに言われるのが、「ハウスメーカー」で歯科医院を建てるのはやめてほしいという意見。
理由は「ハウスメーカーは歯科の特殊性を分かってないから。」ということらしいです。
歯科材料屋さんが言う歯科の特殊性とは、ハウスメーカーさんは歯科の配管や店舗設計というのがよく分かっておらず連携を取りにくい。ということらしいのですが、実情はハウスメーカーに限らず分かっている建築会社さんもあれば、分かっていない建築会社さんもあり、歯科医院建築の経験があるかないかだけの違いだと思います。
一応テナントの歯科医院設計(市役所前岡歯科)、戸建ての歯科医院設計(移転先)に携わってきた者の意見としては、歯科医院建築は配管や電気の配線が一般住宅より多くなり、独特の診療室や消毒室などの間取りと機器類、オリジナルの建具などが入ってくるので複雑になる面はあるのですが、歯科材料屋さんが力説するほど特殊な設計というほどはないと思います。
それよりも建築会社の担当者さんや設計士さんの人となりのほうが重要で、いい会社、いい人と出会えるかどうかで医院建築がスムーズに進むかどうか決まってきます。
ちなみにおか歯科はMISAWAホーム宮崎というハウスメーカーさんで建築中です。MSD(メディカルスペースデザイン)のI先生に入っていただいた時もスムーズに連携が進みました。
MISAWAホーム宮崎さんはここ2年で2軒歯科医院を建築しています。(1軒はウチ)歯科医院建築の勝手も分かっていますので、もしハウスメーカーさんはちょっと…という歯科材料屋さんがいたら、ぜひおか歯科の見学にきてください。すっごくいい感じに仕上がる予定ですので。そしてウチに出入りしている歯科材料屋さんにも連携が上手く行ったかどうか聞いてみてくださいね。
MISAWAホームさんが書いてくれた受付ラフ図