市役所前から車で3分、「おぐらのチキン南蛮」近くに8/1移転オープンするおか歯科です。
受付に移転の告知を出しているんですが、場所が分からない人も居るみたいなので地図を貼りました。
移転まであと40日
開業ブログ34で、建築費を抑えるため既存診療所の建具を移設することを書いたので、何回か建築費節約のため工夫してもらったことを書いてみます。
今回は廊下
歯科医院設計のとき建築費を抑えるコツは、出来るだけ無駄なもの(スペース)を作らないようにすることです。
例えば廊下、導線分離といって医療従事者と患者さんの導線を分けるため、患者さんが待合室から診療室に入るための廊下と、医療従事者が診療室に入るまでの廊下を分けるケースがあるんですが、これは診療所の面積を広く取れる場合には設計可能となります。
ウチみたいに限られたスペースと予算しかない場合は、1本の廊下でどこにでもつながるような設計をしないといけません。
ようは歯科医院の業務上必要ないろんなスペースを、廊下1本でつなげましたよってお話です。
これ平面図なんですけど、一番右下角部分が待合室スペース、そこから左に入ると下にはチャイルドスペース(赤斜線)、上にはカウンセリングスペースがあります。
そこから診療スペースに入っていくと、下側に診療室が3つあって上側にはレントゲン室、手洗い、消毒•滅菌室、スタッフルームがあります。
導線分離は出来ず、廊下の幅もそんなに大きく取れなかったのですが、全てのドアをスライド式にして通行の邪魔にならないようにしてもらったこと。
廊下の奥の壁には小窓を設けて廊下の閉塞感をなくしてもらったこと。
は細かい気配りですけど、さすがだなと思いました。
すべてはMSD(メディカルスペースデザイン)I先生とMISAWAホーム宮崎の担当設計士さんのおかげです。
ありがとうございました。