九州デンタルショー 歯内療法篇 (Ni-Tiファイル)

九州デンタルショーのレポートもこれで最後にします。ってペントロンのマイクロとライカのマイクロの事しか書いていないので、かなり偏っています。(笑

ユニットとかはGCさんがマッサージ付きユニットを出したり。こんなのあってもおもしろいね〜って昔考えていたことはあったのですが、まさか商品化するとは!さすが歯科界の巨人軍 GCです。フェリーチェといいます。うちでは導入しないですけど、高齢者の患者さんが多い所では噂になるかも。(笑

モリタの新型ユニットがIT満載でよさげだったり。これは売れるかもしれない、というか正当派でHITするでしょう。うちで入れるならこれかな〜と思いました。Soaricといいます。

まあまだユニットなんて入れ替える予定はないのですが、残りの歯科人生で、もし入れ替えるとするならあと1回と決めていますので、今の所はモリタ製が一歩リードという所です。

さて、デンツプライのブースでは『GTシリーズX ロータリーファイル』が今度発売となりますが、現物ないです。チラシは白黒コピーで規格表と値段が書いた紙のみ。という状態で寂しく告示してありました。僕一人で『ふおおおおおおおおおおお=!』と興奮していましたが、同じ第4世代のNi-Tiファイルでもヨシダ扱いのTFファイルなんかは体験デモコーナーをもうけて華々しくやっていたのに、エラい違いだなと思いました。

企業としてはデンツ君のほうが世界一の歯科商社なのに、日本では国内シェアしかないヨシダのほうが華々しくて、なぜ?と思いましたが、もしかしたらデンツ君 医療製品の規制が厳しい日本市場はあきらめているのかもしれません。

TFファイルは販売し始めの頃、1パック買って使ってみましたが、たしかに折れにくいです。折れる前に伸びますね、うにょーんって。だけど、高すぎてだれも買わないと思っていました。値段は今までのNi-Tiファイルの2倍1本2、300円ぐらいします。(だけど耐久性が2倍になっているわけではない。2バーイ、2バーイby高見山 笑)保険の大臼歯根管治療の治療費が約9、000円ぐらいの日本で、1本2、300円のファイルを使うお人好し歯医者さんがいるかどうか?「絶対いねーよな。」と思っていましたが、ヨシダの華々しい戦略に騙されて、、、(言葉が悪かったですね、「詳しい戦略に納得して」ですね。笑)デモコーナー結構にぎわっていましたので、K3の時のように結構売れるんでしょう。だけど、費用対効果もっと考えましょうよ、僕ならTFファイル保険では使いません。って言うか使えません。

しかしTFファイル、うちで採用している根充システム、システムBを用いた、CWCTには規格が合いませんでしたので採用はせず、ブキャナン先生が考案したシステムGTロータリーファイルを自費エンド導入以来ずっと使ってきました。

システムBでの根充はシェイプした根管の根尖孔の大きさとテーパーがミソで、(10テーパー、08テーパー、06テーパーの3種類どれかに合わせる。)そのテーパーにあわせたNi-TiファイルがシステムGTロータリーファイルなのです。その後継GTX ロータリーファイルがついに日本でも発売されます。(マジ遅いよ〜。)

しかし、『ふおおおおおおおおお=!』と興奮したのは、宮崎では僕1人かもしれないです。まあ、ファイルが新しくなれば効率は上がるんでしょうけど、その前の虫歯除去とか隔壁とかラバーダムとかクリーニングとかやるべき事をやらないと治らないので、日本では道具だけ先行しても結局、結果は何も変わんね〜という状態にならなけりゃいいと思っていますが、現実は悲しいかなそうなりそうです。

そうならないための岡歯科が提供するマイクロエンドはこちら

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