ADMENIC-DVPの秘密(イッセイさんがやってきた)

2008年1月にマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を導入してはや4年、マイクロという拡大ツールを使いこなせるよう時間とお金をかけて努力してきたわけですが、同時に腐心してたのが「マイクロを使用した素晴らしい治療をどのように患者さんへ伝えるか?」という事です。

歯科において、己の知識や技術を高め仕事に活かしていく事は一番大切なのですが、それを患者さんにどう伝えるか?というのも大切な事。先生によってそれは言葉であったり、写真であったり、説明用プレゼンテーションであったり、広告であったり、HPであったり、ネットであったりします。

マイクロ後進国九州で、顕微鏡歯科治療をどのようにアピールすれば効果があるのか?と考えた結果、マイクロにビデオカメラを取り付け、治療してる歯の映像をその場で撮影〜常に見せてあげれば患者さんの理解度はものすごく高くなるんじゃないか?顕微鏡歯科治療のアピールにもなるんじゃないか?と考えました。

まっ正味の話、そこは東京の大御所に教えてもらったわけですが…

「お前またパクったのか!?」

と怒られそうですが…


今回は超アレーンジ!です。

きっとあなたも通いたくなるアレンジの全貌は次回公開します!

 

前にもブログで書きましたが、顕微鏡歯科治療録画装置も市販のHDDレコーダー→ノートPC→データジェンプロ→ADMENIC-DVPと4年間で4つ変わりました。

干支みたいに…

HDDレコーダーは使い勝手が悪くて半年でボツ、(その場で説明には向かねー… 今、家のTVレコーダーとして本来の役目をはたしています。)

ノートPCは動画の容量が大きく撮影してるとすぐいっぱいいっぱいになり、保存と管理が難しくなったので1年経たずにボツ。(いちいちMacのQuickTime録画ボタン、停止ボタンを押さなきゃならないし、最後はノートPCが調子悪くなって、The end.)

そこで、2010年にデータジェンプロ CXHDというタッチパネル方式の録画記録〜その場ですぐ再生装置を導入しました。もともと医療用として開発された商品だけあって、使い勝手もよく意外と使えたのですが…


ある日 東京からイッセイさんがやってきて、


ADMENIC-DVPいつまでも気が済むまで使って、感想を教えてください。」とデモ機をポーンと置いて行きました。


「???、これって新手の押し売り?(笑」


と勘ぐったりもしたのですが、タダならいーかと使い始めた、ADMENIC-DVP  これが…

「つ、使いやす!!!」ったんです。

この製品 ノリはデータジェンプロと同じなのですが、その場で説明に特化した商品で、バージョンアップも顕微鏡歯科大御所の意見を取り入れながらすぐ行うし、その場ですぐ説明を信条にしている僕にとっては、

スッゲー便利!!!」だったんですよ〜。

 

 

どーもカリーナのHさんに事情を聞くと、「ギリモザを開発した人間が作っているので使い勝手バッチリです。」ということ。


「ギリモザ!?」

ってコレ?


ADMENIC-DVP ギリモザの技術を医療用に応用した素晴らしい製品だったんですね!W W W 僕が使い勝手よく感じるのも


納得!!!

 


デモ機を永遠に借りたかったのですが、ある日イッセイさんからMailが、

「デモ機 格安で買いません?」って来ました。


来た 来た ついに来たよ…


どうしようか、どうしようか ずーっと悩んで、(だって、データジェンプロと基本変わんないですからね。)データジェンプロをもう一回出して使ってみたりもしたのですが、1回 便利なものを使うともう元にはもどれません。


恐るべしギリモザの技術!


データジェンプロまだ全然使えるんですが、結局 GIRIMOZAC-DVP (笑 購入しました。


「お買い上げありがとうございます!」by イッセイ

お礼にお酒をいただきました。


それを機に、顕微鏡歯科治療室を改装したので、詳細は次回upしますね。

またまた、同じ業界の一部の人間にしかうけないブログを書いてしまいましたが、今回は目的があります。


データジェンプロ CXHD 定価約150万円(白水貿易扱い)を格安で売りに出そうかと考えています!


ご興味ある方はMailください。

info@okashika.jp





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久々、面白ブログ書きましょう。

昨年の10月から更新してません…面白ブログ(結構大変なのよ。)熱が冷めてほたっていたのですが、歯医者さん関係の人から、「ブログ更新しないの?」と結構言われ、情報公開も必要だという事でボチボチ書こうかと思いたったわけです。


「同じ業界人にうけてどーすんじゃい!」


ってわけで、これからは一般の人向けに岡歯科の素晴らしさをどんどん伝えようと思います!


「岡歯科 すごかね〜、よかね〜、おかしかね〜。」と思ったら、みなさん速攻来院ですよ〜ってのは嘘です。みなさん駄文を楽しんでたもれ。


えーっと、去年からの大きなトピックを記しますと、

11月末 顕微鏡歯科学会一般講演発表

(準備で一ヶ月ぐらいあたふたし、緊張しすぎて撃沈!)

12月初め 顕微鏡歯科学会認定医試験

(無事、合格。)

1月 顕微鏡歯科室自作プチ改装

(ADMENIC-DVP、32㌅モニター、小物でリーズナブルに仕上げた。)

2月始め 歯科臨床研鑽会に初出席

(いわゆるオフ会みたいな感じ。)

ぐらいですかね、濃ゆいのがこれで4本書けるんですけど、記憶が鮮明なうちに情報発信しますね。


え!終わり!?

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歯内療法(歯の神経•根っこの治療)で一番大切なのは診断力!?

昨晩 ある勉強会で外科的歯内療法についてプレゼンさせてもらいました。

いくつか質問を受け、答え足りなかった分を復習もかねて書いてみたいと思います。

歯内療法(歯の神経•根っこの治療)で一番大切なのは診断力(場面、場面での判断力)と思っているのですが、感染根管治療(根っこの治療のやり直し)のとき「滲出液が止まらない時はどうするのか?」「どれくらい滲出液が止まればいいのか?」「判断にはペーパーポイントをたくさん使うのか?」「ペーパーポイントの濡れ具合で判断するのか?」等 いわゆる根充の時期について聞かれました。

言い足りなかったですが、

『まさにここは診断力がいると思います!』

滲出液が止まらないという現象は、根尖孔外(根っこの先の外)の組織に炎症が存在して起こる現象で、普通 滲出液がある状態で根充(開けた穴に薬を詰めてしまう事)すると歯内療法は失敗する確率が高くなります。

歯内療法では滲出液一つとっても考える事はたくさんあるはずです。

例えば、根尖孔外に慢性的な炎症が存在して滲出液が止まらないのかどうか?

それとも、その時の治療の刺激 機械的刺激(根尖孔外組織へのファイルやペーパーポイントを突き出すこと)や化学的刺激(洗浄液の漏洩など)などの一時的な刺激で滲出液が止まらないのかどうか?

慢性の炎症が原因であれば、その原因は根管の中にあるのか?外にあるのか?

滲出液を止めるためにはどうしたらいいのか?

何日か待っとけば止まるのか?はたまた全身的な投薬が必要なのか?

根尖孔外の原因が取り除けないときは、後で外科的歯内療法が必要なのか?

等 いろいろ症例によって判断しなければならないと思っています。

それを、言葉が足りず、医療行為の診断の難しさのニュアンス そこの所をうまく伝えることができなくて、真意が伝わらなかったと思います。

けど、以外とみんなそこら辺の感覚がわかっていないとも感じました。

『キレてますか?』

『いや、キレてないですよ。』

医療というものは、その現場に立ち会って実際症例を見て触って感じ取らなければ答えはで出ないと思っていますし、意識的にそういう経験を積む事でやっと的確な診断が出来るようになってくるのではないかとも思っています。(自分もまだまだです。)

はっきり言って、「どれくらい滲出液が止まれば根充出来るのか?」という質問には「ちゃんと止まるまで。」としか答えられず、多少の滲出液が問題とならない場合でもケース バイ ケースで違います。

滲出液を止めるためにペーパーポイントを大量に使うのかどうかとかではなく、患歯の具体的な症状や状況を示してもらわないとなかなか答えられないですし、実際自分で見てみないと的確な判断というのは出来ないことが多いというのが本当の所です。

 


あと、マイクロスコープを使用していない歯科医とはなかなか話が噛み合ないというのも感じました。

感染根管処置の時は古いGP(前の薬)を完全に除去すべきです。しかし、実際はGP 本当になかなか取れません。そこでGP除去の大変さを動画をみてもらいましたがその後、

「GPどうすれば取れるんですか?」とか「GPって完全に除去すべきですか?」とかの質問を受けました。この質問もあまりに当たり前というか率直すぎて…「その大変さを今、マイクロの拡大動画で見せたのに。」と説明していてちょっと空しくなりました。

僕の言葉が足りないのでしょうが、マイクロスコープを使用していない人とは、なかなか議論が噛み合わないと感じています。(悪い事は言わん、せめてマイクロぐらいそろえましょう!!!)

自分としては めげずにコツコツとやるだけです…





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秋の味覚 四方竹 採り 

週末は嫁さんの親戚の結婚式へ出席するため、診療はおやすみしました。

週末しか来院できない患者さんにはご迷惑をおかけしており、申し訳なく思っています。

さて、結婚式後は嫁さんの実家に一泊させてもらい、翌日家の川っぺりに自生している『四方竹』というものを初めて採らせてもらいました。家族で収穫の秋を楽しんできましたよ〜。


「四方竹ってこんなのです。高知県の特産品らしい。」

 

家族総出で四方竹を採り、

『こんな感じで自生しています。』

四方竹のたけのこはポキポキ簡単に折れて、子供でも採れます。

 

 

 

収穫、収穫〜。



 

どっこいしょ〜。

 

こんにゃくイモも生えていたので、ついでに掘らせてもらいました。

こんにゃくイモの茎は蛇皮みたいな模様です。初めて見た!

『キタ〜!!!大物ゲット。』

 

上を見上げると…

『秋空がきれいですな〜。』

 

バンバン皮を剥いていって、

 

皮は四方竹が自生していた所に捨てます。

これがまた肥料になるんですね。

 

節の黒っぽい部分は固くて食用に適さないらしく切り落として、大鍋で1時間から1時間半弱火で煮込んでいきます。ガスはもったいないので、炭火を利用。

 

出来上がりました!

冷凍保存しておけば1年中食べられるそうです。

鶏汁とかに入れると、すごく美味しいですよ。

 

6月に田植えを手伝った田んぼも稲刈りが終わっていて、

 

今年は次郎柿が鈴なり!

田舎の秋をお届けしました。

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根っこの中の感染を防ぐ:ラバーダム防湿

前回は、まず歯内療法(歯の根っこ•神経の治療)に対する考え方を変えるべきだと書きました。


医療としての歯内療法(神経を取るというをダメージを受けた歯を生涯にわたって口の中で機能させる目的で行う)を行えばいいだけなのです。(簡単ではありません…)

『歯が保存できる可能性が少しでもあるなら努力しなきゃ。


厳しい言い方になりますが、採算が合わないと思いながら悶々とやってるうちや、趣味で行っているとかのレベルでは、なかなか治療結果はついてこないものです。いくら工夫してもボランティア診療では長続きしないと思います。

『たとえ採算が合わんでも、押忍!の心で…』

『耐えれませんって。(笑』


「保険の歯内療法でも一生懸命やると患者さんはわかってくれるので、上物である被せ物に自由診療を選んでくれる確率が高い。」と言う人もいますが、そういう淡い期待?で治療を行ってもストレスが溜まるだけじゃないでしょうか?

『いつかは、いつかは、わかってくれるはず〜!』

『どっちかというとわかってくれない人が多いと思います。ハイ。』


これも家を建てる時と同じで、上物にいい被せ物を選択するなら、基礎工事にあたる歯内療法も最初から成功する確率が高い方法を選んだ方が患者さんも歯科医側もいいはずです。そして、患者さん心理としては被せ物の種類に関係なく基礎工事にあたる歯内療法はちゃんとしてほしいはずでしょう。ちゃんとした治療をするためには、時間もお金もかかるとなぜ素直に説明できないのでしょうか?

『説明ってこんな感じで、

わかりやすく。』



それに、被せ物の種類に関係なく失活歯(神経をとった歯)が長持ちするかどうかは歯内療法の成功率に左右されるところが大きいと思います。


患者さんの中にはセラミックなどの自由診療を選べば歯は長持ちすると勘違いされている方も多いのですが、

被せ物の種類は歯が長持ちするかどうかに関係ありませんし、被せ物が病気を治すわけではありません。

『よく考えればわかりますよね。』



今回から、まだまだ修養が足りないとは思っていますが、医療としての歯内療法を成功させるためにはどうすればいいか?具体的に岡歯科ではどう取り組んでいるのかを書いていきたいと思います。


根管内(歯の根っこの中)感染を予防する!


歯の神経を取るときや根っこの再治療のとき根管内に細菌感染を起こせば、歯内療法は失敗する確率が高くなります。

なので、

『歯内療法は無菌的に行うべき処置なのです。』

神経が通っていた歯の中は顎の骨と繋がっていますので、歯内療法は体の中の一部分を扱う治療であるとの考えです。(手術で皮膚を切開して体の中を触る時、無菌的処置を心がけますよね。それと同じです。)

『それが、どーしたあああ!!!』

そこで、多くの歯科医は歯内療法の器具を滅菌して使用します。

しかし、肝心の歯の中が無菌的に保たれる様な努力はしない場合が多いようです。

滅菌スリッパとか滅菌器具にこだわる歯科医が、肝心の歯内療法になると感染予防の努力をしないのはなぜでしょうか?

これはぜひ理由を教えてほしいと思っています。


根菅内(根っこの中)が細菌で汚染される原因はいろいろと考えられますが、大きな原因は唾液中の細菌感染です。そのため治療中は、唾液から治療する歯を隔離する必要があります。その方法をラバーダム防湿と言います。


『ラバーダム防湿』 キタ〜!!!


ラバーダムをしない多くの歯科医はほとんどロールワッテ(綿を細長く丸めたもの)や簡易唾液吸引装置(Zooなど)で簡易防湿なるものを行って、歯内療法を行っています。

『ロールワッテってこんなの。』

『Zooってこんなの。』

ロールワッテを治療する歯の頬側と舌側に置いて、唾液が染み込んで来たら新しいものと交換しながら治療を行う方法です。この方法では、いつロールワッテが外れるかもしれず、唾液の染み込み速度が早い場合には知らない内に根管内はすぐ唾液で汚染されてしまいます。

『実際、唾液で汚染されまくり。』

簡易唾液吸引装置はロールワッテよりましですが、ラバーダムより感染する確率は高いですし、歯内療法の作業自体がやりにくいです。

余談ですが、簡易防湿を取って治療途中にうがいをさせたらそれだけで根管内は汚染する恐れが高くなってしまいます。

『こんな感じで治療する歯を孤立させます。』

『写真お貸りしました。すみません。』


ラバーダム防湿は患歯(治療する歯)を孤立させて唾液の侵入を防ぎます。この方法には唾液の侵入を防ぐ他に、舌や頬を排除して患歯を孤立させるのでストレスが少なくなって治療に集中出来るというメリットや、歯内療法に使用する針みたいな小器具(リーマー、ファイル)や洗浄液(殺菌のため強めの薬液を使用する)を口の中に落として飲み込ませないというメリットもあります。

『安全第一』


岡歯科ではほぼすべての症例でラバーダム防湿を行いますが、患者さんに「ラバーダム防湿をいままで受けた事がありますか?」と聞くと、ほとんどの方は「こんな方法は知らなかった。」と言います。それほど、歯科医はラバーダム防湿をやりたがりません。


中には「ラバーダムなんてやってもやらなくても関係ないので必要ない。」と言う歯科医もいますが、根管内の感染が歯内療法の失敗の大きな原因であると考えると、感染を少なくする努力は惜しむべきではないでしょう。


歯科医がラバーダムをやりたがらない理由として、せからしいから•コストの問題(たいしたコストはかかりません)•やったことがない•患者さんがいやがるから etc 出来ない理由をつらつらとあげますが、一番の理由は歯科医自身がラバーダム防湿を必要と感じていないからだと思います。



やった方がいい事を必要としていないと言う理由でやらないのは、歯内療法に対する『考え方』や『心構え』が根本的に違うのでは?としか考えられません。

米国では獣医でさえ、犬の歯の治療

ラバーダム防湿を必要としているみたいです。

ラバーダム防湿をしない日本の歯医者さんって…

犬の歯の治療にラバーダムをしているサイトはここ


歯内療法のセミナーに行くと治療器具の扱い方は懇切丁寧に教えてくれますが、『考え方』や『心構え』などを口酸っぱく教えてくれるセミナーはあまりありませんし、何時間かのセミナーで『考え方』や『心構え』はなかなか変わらないものです。

前回も言いましたが、治療器具の扱い方を学ぶ前に、歯内療法は感染性疾患を扱っている病気の治療をしていると認識することだと思います。自分の経験から言わせてもらうと、『考え方』が根本的に変わらないと、必ずラバーダム防湿を行うという風にはなかなかならないものです。


 

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解決策は歯内療法に取り組む姿勢を変えるべき?

前回 歯内療法(歯の根っこ•神経の治療)の成功率が上がらない私見を書かせてもらいました。若造の私見ですからね、批判や議論あってしかるべきだと思います。

『ちっ!』

 

問題点をまとめると


❶採算性がとれないという治療費の問題が一番大きく、日本では保険で歯内療法に真剣に取り組むには厳しい環境である。

❷歯科医が医療としての歯内療法の目的(神経をとるというダメージを受けた歯を生涯にわたって口の中で機能させる)を理解しておらず、歯痛の除去と歯冠修復(歯を削って被せる事)の前準備として簡単にしかとらえていない場合が多い。(かも?)

❸たとえ真剣に取り組んでいても、歯内療法を探究心や趣味で行っているうちは治療を中途半端に進める事が多く結果がよくない。(かも?)

❹歯内療法は歯科治療の中でも目立たず地味な分野であり、報われる事も少ないので歯科医も真剣に取り組みたがらない。(かも?)

❺どうやったら治るのかわかっていない、または治療に自信がない歯科医が多いのかもしれない。

❻歯科医側に医療としての歯内療法を自由診療で行うという感覚がない。

ぐらいだと思います。

『いや、本気でお前が言うな。』


じゃあ解決策として簡単に


❶患者さんに歯内療法の重要性(自分の歯を保存する価値)を説明する。

❷顕微鏡(マイクロスコープ)などを用いて行う高度な医療(扱いはインプラント等と同じ)であることを説明する。(今までとは違う)

❸1回の治療時間を長くとり、治療回数を減らす。

❹感染対策をしっかりする。

❺外科的歯内療法を併用する。

❻天然歯を保存するための高度な医療であるので、当然 費用がかかる事も説明する。

 

要は今まで受けて来た歯内療法と違う

医療としての歯内療法であることを

ちゃんと説明すればいいだけです。

どうするか選ぶのは患者さんです。


ただし、医療としての歯内療法を行うのは、ものすごく難しいと思っています。

僕も一つ一つの症例を一生懸命治療しているだけで、日々修養中です。

 

『だから、お前が言うなって。』


しかし

自分も悶々として取り組んでいた時期が長かったので、


『なんでこんなに真剣に取り組んでいるのに患者さんはわかってくれないんだろう?』

『あれだけ時間をかけたのに報酬はたったこれだけか…せめて被せ物は自由診療を選んでくれないかなー?』

『一生懸命にやったのに治らない…時間もかけれないし保険じゃ無理なんだよ!』

『マイクロなんて採算性が合わない保険の歯内療法には使えない。』


などの歯内療法に対して歯科医が抱くネガティブな感情もよくわかります。

今回から『じゃあ、お前の所はどうやねん?』という話にもなりますので、今、岡歯科では歯内療法をどう考えて、どう取り組んでいるのか?を書いていきたいと思います。

 

歯内療法の成功率を上げるには、顕微鏡やNi-Tiファイルなどの道具も大切ですが、一番大事な事はまず『考え方』を変える事だと思います。

医療としての歯内療法の目的失活(歯の神経を取るという事)というダメージを受けた歯を生涯にわたって口の中で機能させる を達成するためにはどうすればいいか?そのためには何をすべきか?と考えることが大切だと思っています。

例えば、患者さんの自覚症状がない根尖病巣(歯の神経をとったあと細菌感染により根っこの先の方に出来る炎症)の存在が分かっている歯に対して、自覚症状が無いからといって歯内療法の必要性さえ説明せずに銀歯などを被せるなんてことは医療であれば普通しないはずです。しかし、これは日本全国 結構頻繁に行われています。(ただし、病状と治療の必要性を説明をして患者さんが治療を拒否した場合は別です。)もし、歯科医に医療としての自覚があるなら、患者さんが治療するしないは別にして、病気である根尖病巣をほっておいて被せるなんてことはしないはずです。

このように、根尖病巣がある歯を、患者さんの自覚症状がないからそのまま被せていいやと考える場合と、将来再治療がないようにして、トラブルが起きないようにするためにはどうしたらいいか?と考えて臨床にあたる場合では、治療方法も結果も違って来ます。

まずはこのように

歯内療法は感染性疾患を取り扱う

病気の治療を行っているものだ

と考えることです。

 

『だ•か•ら』

 

『そうですよね。』


『どうも、すみません。』

 

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歯内療法(歯の根っこ•神経の治療)の成功率はなぜ上がらないか?

顕微鏡歯科治療で最も治療効果があがるのは何と言っても 歯内療法(歯の根っこ•神経の治療)だと思う。手前味噌だが岡歯科でも顕微鏡(マイクロスコープ)を導入し、取り組み方を変える事によって歯内療法の成功率には、多少なりとも自信がもてるようになってきた。

『いや、マジです…』


昔 虫歯などからくる歯痛の解消法としては、抜歯を選択する場合が多く、抜歯をして歯が無くなった所に歯を作るというのが歯科のメインの仕事であった。その後 歯内療法の発達により歯痛で歯を抜くというのはほとんど行われなくなったが、歯内療法の医療としての成功率は現代でも上がっておらず、多くの歯科医師は歯内療法を歯痛の除去と歯冠修復(歯を削って被せる事)の前準備としてしかとらえていない。

『ちゃんとした歯内療法を施せば保存出来る歯を、歯内療法の予後は悪いからという理由だけで抜歯してインプラントにする最近の傾向は、歯科医の先祖帰りを意味しているんです。』


歯内療法の医療としての成功とは、失活(歯の神経をとるという事)というダーメジを受けた歯を生涯にわたって口の中で機能させることを目的としており、これは残念ながら現代でもほとんどのケースで達成されていないという事実がある。(患者さんにはよく思い返してほしい、自分の歯でトラブルを起こして再治療や抜歯になったのは、ほとんど神経をとった歯だったという事を。)

今回はある歯科医が歯内療法のセミナーを受けて書いた歯内療法に対する率直な感想を読む機会があったので、日本における歯内療法の問題点と自分の考えを述べてみたい。

『と、言われるかもしれませんが。』

『まぁ、若輩の意見として一つ読んでやっってください。』


断っておくが、その歯科医の歯内療法に対する考え方というのは、総じて日本の普通の歯科医が歯内療法に対して感じている考え方に近いと思ったから取り上げるだけで、その歯科医を非難しているわけではないことをあらかじめ記しておく。

『最初に謝っときます。』

『どーも、すみません。』


患者さんには、歯科医が歯内療法に対してどういう姿勢で取り組んでいるのか?もし自分が治療を受ける場合は、どういう歯科医院を選べばいいのかを感じ、多少なりとも参考にしていただければうれしく思う。


『じゃあ、はじめます!』


ある歯科医は歯内療法を患者さんも歯医者さんも最も嫌う治療であると記している。その理由は

❶治療期間と回数、治療時間がかかる

❷治療中や治療後に痛む

❸治療の手間がかかるわりには、採算性が悪くトラブルも多いし、むくわれた気がしないから

だそうだ。その中で特に歯科医がまともにやりたがらない理由を、諸外国の歯科治療費や歯内療法専門医の治療費と比較して、日本では採算性がまったくあわないからだと書いている。自分も昔はそう思っていた時期もあるし、そこまで書くこの先生はとても正直な人だと思う。

確かに日本の歯内療法の保険治療費は安く設定されており、歯痛の除去だけを目的としていた頃の最初の治療費とあまり変わらず据え置かれている。

そして、歯内療法は不採算部門だが一生懸命やるのは自分の探究心と趣味であるとまで記している。これを読んだとき、非常にりっぱな先生だと思った。自分ごとき3流歯科医とは雲泥の差がある高尚な御仁であることは疑いようもない。

『感動した!!』


だが、下衆な歯科医である私は思うのだ。なぜ、その高尚な先生はセラミックやインプラントなどの自由診療を積極的に患者さんにすすめるが、大切と分かっている歯内療法が費用の問題で解決できるなら自由診療で行わないのだろうか?と。

『いや本当にぜひ、理由を教えてほしい。』


それに、その歯科医は歯の治療を家を建てることに例えて、歯内療法は家の基礎工事にあたる重要だけど地味な部門だ。しかし、家が完成したとき素人である施主は目で見える上物を作った設計士や建築屋に感謝はするが、大事な基礎工事をした人たちにはあんまり感謝しないと記している。

『本当だろうか?』

家作りで基礎が大切なのは素人でもわかっている。基礎工事を請け負う業者と施主が交わることは少ないとは思うが、まともな設計士や建築屋なら基礎の大切さ方法などちゃんと施主に説明して理解を求め、費用の面で基礎工事業者に配慮すると思う。そして施主も立派な基礎を作ってくれたら安心するし、基礎業者にも心から感謝すると思うのだが…


自分は、セラッミックを被せる前に歯内療法が必要なときはちゃんと説明し、歯内療法にも費用をかけたほうがいい場合にはその旨伝えるのが普通だと思っている。しかし、どうもその高尚な先生を含め多くの歯科医にはそういう感覚はないらしい。

『それとも俺が変わっているだけなのか?』

『そうか、そうなのか?』


たまに、被せる上物がセラミックなどの自由診療になった場合は歯内療法を一生懸命するという歯科医がいると聞くが、その時だけ一生懸命して、保険の被せ物のときは一生懸命しないという感覚もよくわからない。まあ心情的に理解はできるが、それは医療行為に値段によって差をつけているだけの話である。だから、歯内療法でもセラミックやインプラントをすすめる時と同じで、もし患者さんに必要があれば自由診療の歯内療法も説明すべきだと思うのは自分が下衆な歯科医だからだろうか?

『下衆ですみません。』


自分のことを棚に上げて言うのもなんだが、たぶんその歯科医を含め多くの歯科医は医療としての歯内療法を行う自信が無い。平たく言えば治せる自信が無いのだと思う。

『生意気言ってすみません。』


「0.1㍉の細かい穴から感染部を除去していきます…見えません!」と書いている所を読むと歯内療法に対する自信の無さが見えてくる。しかし、今は顕微鏡(マイクロスコープ)という便利な道具もあるので、見えないという問題はあらかた解決できるはずだ。

『解決策が見つかってよかったね!!』


マイクロが高くて買えないという先生もいるが、300万ぐらい出せばまともなマイクロは買える。高尚な先生を含め歯内療法に対する探究心があるのであれば、マイクロを買って歯内療法の成功率を高め、趣味で臨床を行うのではなく、堂々と自由診療で費用を請求し投資を回収すればいいと思うが、いかがなものであろうか?それに300万ぐらいの投資を惜しむ歯医者さんを一般の人はどう思うだろうか?

『その通り。』


自分が言いたい事は、歯内療法という治療が必要であると理解しているならば、1回の治療時間をちゃんとかけて、治療期間や回数を減らし、マイクロや超音波器具など道具もそろえて、痛みが出ないように丁寧に治療を行い、トラブルを少なくして、費用を堂々と請求したほうが、中途半端に悶々と臨床を行っているよりはよっぽど報われるはずであるということである。

もし、歯内療法に自信がないのであればセミナーなどで勉強して日々精進すればいいだけの話だ。


『調子のって来たぞ〜誰か止めて〜!!』


あと、多くの歯科医は歯内療法を医療としてではなく、まだ歯痛の除去と歯冠修復(歯を削って被せる事)の前準備としてとらえている。そういう歯科医は失活(歯の神経をとるという事)というダメージを受けた歯を生涯にわたって口の中で機能させるという歯内療法の医療目的事体にさえ気づいていない。

下衆な私の経験から言わせてもらうと、ある歯科医みたいに歯内療法は不採算部門だが、自分の探究心と趣味として一生懸命やるという場合と歯の除痛と歯冠修復の前準備としてだけやる場合は結果あまり差はでない。ちょっと中途半端と思いっきり中途半端な違いだけで、歯内療法は中途半端にやっても治らないものである。

『いや本当、その通り。』


最後にある歯科医は審美歯科とインプラントが治療後の変化が大きく、患者さんにものすごくよろこばれる分野で現代歯科医療の花形であり、歯内療法は大切だが治療後の変化が少なく地味な分野だと嘆いている。多くの歯科医が持っていると思われるこの感覚を変えない限り、歯内療法の医療としての成功率は上がらないし、インプラントが行き過ぎると歯科医療は抜歯して歯が無い所に歯を作っていただけの昔の歯医者に逆戻りしていまう。それは患者さんにとっても不幸なことだ。

『誰か止めてえええええええええ〜。』


普通、患者さんの立場からすると、見た目やインプラントより、まず自分の歯を残せる歯内療法が一番大事なはずである。審美歯科と称して前歯6本にセラミックを被せるときでも歯内療法がダメなら土台から崩れてダメになるし、そもそも歯がなくならなければインプラントなど必要ない。

審美歯科とインプラントがこれからの歯科医療だ!みたいなプロパガンダを思いっきり受けて踊らされているだけだと思うが、普通医療として考えた場合は芸能人を相手にしているわけではないのだから、たかが前歯でそんな審美、審美とこだわる必要もないし、結果きれいになったというぐらいで十分であろう。

それに、医療としての歯科医療はインプラントなどの欠損補綴(歯がない所に歯を作る方法)を駆逐する方向に向かって行くはずである。

歯科医も医療人であるならば、審美歯科とインプラントという狭い分野にこだわるのではなく、もっとまともな感覚を持つべきではないだろうか?

 

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飯塚哲夫先生の咬合の講習会を聞いて

ブログをサボっていてはや2ヶ月ちょっと。

我ながら飽きやすい。あかんね〜。

流れ歯医者物語もぱったり書かなくなってしまいましたが、今度 親父と10年ぶりぐらいに合う約束をしているので、ボチボチ加筆していきます。

さて、この前は福岡に講演会を聞きに行って来ました。講師は埼玉県上尾市にある口腔研クリニック(旧澁谷病院)という歯科専門病院の名誉院長 飯塚哲夫先生です。生の飯塚先生10数年ぶりに話を聞きましたけど、相変わらず物事の本質を突く舌鋒がするどく、眼光衰えず矍鑠(かくしゃく)とされていました。

歯科業界では飯塚先生達が主催している勉強会のことを「飯塚教」とか口悪く言う人がいるけれども、僕は本質を突く意見をズバッと述べているので話を聞いたり本を読んだりする価値は十分にあると思っています。

飯塚先生が書かれた『歯内療法の臨床』とかは秀逸の出来ですし、何事も自分と違う意見や考えを頭から排除するようになっては偏ってしまい、いいことはないですからね。

講演内容は『臨床に役立つ最新の咬合理論』いや〜相変わらず、ズバッと切っていました。

今まで被せ物や入れ歯で噛み合わせ作る時 何も考えず適当にやってもダメだとは思っていたけど、ある勉強会みたいに噛み合わせと姿勢や不定愁訴など全身的異常を関連付けて考える全身咬合治療?なるものはどうも胡散臭く思っていましたが、今回話を聞くと『全身咬合』『咬合崩壊』『咬合医学』なるものはやっぱり日本歯科独特の考え方らしく、科学的根拠は薄くただ独自の臨床経験にもとづいたナンセンスな治療?のようです。

それに咬合を語る歯科医の多くは論理の飛躍が多く、わかりにくい難しい説明をする人が多いように感じます。(僕の理解力不足かもしれないけど…)文章を読んでもとっくに否定された理論をふりかざして、噛み合わせ治療をする理由付けを無理やりしているというか、とにかく難解なんです。それ以前に歯がなくならないようにもうちょっと虫歯治療とか歯内療法とか1本の歯の治療をちゃんとせーよと思います。

歯科の世界では卒後教育というと、影響力を持った特定の歯科医が主催する勉強会など(全国でも多数あり)に有料で参加して勉強し、臨床に活かして行く人がほとんどです。真面目な人ほど特定のカリスマ歯科医?の考え方に多少なりとも影響を受けてしまい、その考え方を自分の中で咀嚼消化せずに偏った臨床を行っている人がいます。それが間違っていなければいいのですが、全身咬合治療?による取り返しがつかない全顎治療(フルマウス•リ•コンストラクション)などは過剰診療になる場合も多々見受けられます。

噛み合わせってただの上下の歯の接触だけですし、実際は噛み合わせのずれや歯並びが悪くても問題ない人なんてのもいっぱいいます。奥歯がなくなった人で噛みにくい以外顎関節等に問題を起こしていない人も大勢います。それに下顎を横にギリギリ動かした時、前方や側方歯群でガイドがとれないけどなんの問題ない人ってのもいっぱいいます。入れ歯などで噛み合わせを何も考えずに適当に作っていくのもダメだけど、臨床では姿勢や不定愁訴 顎関節症と無理やり関連付けて難しく考える必要もないんじゃないか?というのが実感です。

咬合理論なんてものは、歯冠修復(歯に詰め物や被せ物をすること)や欠損補綴(歯が無い所に歯を作ること)に歯科医が無理やり理由付けをして、自分の仕事の付加価値を高めたいだけの装飾品みたいなものかもしれません。



福岡市早良区藤崎にあるラーメン屋さん『味一番』

今は少なくなったシンプルで昔ながらの博多ラーメン

オススメです。(∩_∩)

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ますます世間の風当たりが強くなるインプラント

にほんブログ村歯科医ランキング

1位になりました WWW

目標3時間ほど達成!!

まさに明智の三日天下ならぬ

流れ歯医者の3時間天下!!!

『ゆく川の流れはたえずして、しかももとの水にあらず、、、』

浮き世は諸行無常です。

 

 

 

都内の歯科医を書類送検へ インプラント手術で女性死亡 過失を否認

という記事が出ていましたが、

これはインプラント手術を失敗して患者を死亡させた歯科医を、悪気はないのはわかっているけど、罪はつぐなってもらう。というゆるい解釈をせず、おまえの過失は過ちじゃすまされん!事件の被疑者(犯罪者)として取り扱うぞ!ということのようです。

わかりやすく言うと、


わざと失敗してやろうとか、殺してやろうとか思って行ったわけではなく、インプラントで咀嚼機能不全を回復させてやろうとして行った医療行為が失敗(この場合は死亡)した場合、司法は厳しく対処する。

という結果が出たってことだと思います。

ここは、患者の死亡という結果を引き起こしてしまった歯科医の過失を論ずるのではなく、インプラントの現状と歯科医としてインプラントをどうとらえるべきかを書いてみます。

だって、誰でも失敗する可能性はありますからね。(∩_∩)


まず、インプラントは高額の治療費がかかります。歯科医側は利ざやが大きいし、入れ歯の不具合から解放された患者から感謝されるので、歯科界では安易に勧めまくっているという傾向は否定できません。

それに患者側も高額医療ということから、「一生もんだー。」みたいなインプラントに過大な期待を持っているような印象を受けます。

 

だ、け、ど


すべての医療行為に100%成功なんてことはないんです。


インプラント高いから大丈夫とかいうことはないです。失敗するときは失敗しますし、抜ける時は抜けます。


冷静に考えてほしいのはインプラントは、欠損補綴(歯が抜けた所に人工物で歯を作る方法)の1つの方法にすぎないということなんです。

欠損補綴は入れ歯、ブリッジ、インプラントと3種類ありますが、インプラントが固定式であるとか、隣の天然歯を削らないとか、よく噛む力を受け止めるとかの理由で残り2つより断然優れているなんて事はないと考えています。

ブリッジでも適応を選んでちゃんと処置すれば、長持ちしますし、

入れ歯だってちゃんと設計すれば、慣れは必要ですが、使いこなせます。

ようは欠損補綴を行う時、3つ考えて一番インプラントが理想だった場合はインプラントを考えればいいわけです。



そ、れ、に


歯が抜けなければ欠損補綴の必要性も無くなります。

 

当たり前ですが

そのように歯科医療をとらえると、

 

歯科医は歯が抜けないように、歯を保存するための虫歯や歯周病、根管治療などの治療と予防を第一に考えるべきだと思います。





まず、欠損補綴ありきで、そこにどう歯を作っていくか?ばかりが論じられている現状と、インプラントに対する患者の異常な期待感には、歯科は旧態依然だなという感想と、患者の感覚には違和感を覚えます。

 

 

ある歯内療法の研修会に行った時のことです。

実習に手間取っていた歯科口腔外科出身のA先生「ぼくエンドのことよくわからないんですよ。」と言ってました。たしかにA先生エンドの基礎理解できてなかったです。

A先生と同僚のB先生が僕に言いました。「A先生はエンドは出来ないんですけど、サイナスリフトは出来るんですよ。」と。

 

順番が逆だろう!?


と思いましたが、実際はこんなんなんです。根管治療が出来なくて歯が抜けても、インプラントで歯を作れるからいいのかもしれませんが、患者心理としては出来るだけインプラントにならないほうがいいはずです。

また、ある歯科医(C先生)とインプラントの話をしたとき、インプラントをどう患者に説明しているかの話になりました。

流れ歯医者「インプラントは骨にささった刺みたいなものだから、お掃除を綿密にしないと抜ける事もあるし、うまくいかない時もある。」と説明しますよ。って言ったら。

C先生「そんなこと言ってたら誰もインプラント選択しないでしょう?」

と真顔で言われました。

さらにC先生ボソッと「インプラントがないとマジで(経営的に)やっていけん。」と言われてました。


歯科医側がこんな感じじゃ、これからインプラントでちょっとでも問題を起こしたら歯科はますます世間に叩かれると思います。

たぶん歯科界では、起訴対策をしっかりしようとか、患者とコミュニケーションをよくとろうとか、より安全なインプラント手術をするためにはどうしたらいいか?とかの議論ばっかりになると思いますが、

そういう後追い議論ばっかりでなく

 


まず欠損補綴ありきの考え方を捨てるべきなんじゃないか?


と流れ歯医者は思っています。

 

欠損をどう修復しようか?と考えるのではなく、欠損にならないようにするためにはどうしたらいいか?と発想を転換したほうがいいはずです。


あ〜、歯科医ランキングのみんな真面目にブログ書いてるので、真面目に書いたら疲れた〜、肩凝った〜。やっぱギャグを入れんといかんちゃ。目標達成したし別のランキングに参戦しようかな〜?

 




今日もみなさん最後まで読んでくれてありがとうございます。

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流れ歯医者ん家の歯科検診

今日から8月ですね、今月も行っくぜ〜!!

けど、

にほんブログ村歯科医ランキング 2位〜4位を行ったり来たり、今年のペナントレースは混戦状況ですな。

『なかなか1位をとれませんね!』

と誰かキレてますか?

よろしくお願いします。


小学生は夏休みということで、

学校歯科検診で C と判定されたお子ちゃまは、

『夏休み中に、早く歯医者さんに行ってきなさい!』


とお母さまから言われているかもしれないので、


歯医者の息子であった流れ歯医者が小学生のときはどうだったか?

を書いてみます。

夏休み、特別編!

あなたの知らない歯医者さん家の世界


当時、30数年前ぐらいは まだ予防歯科なんて概念は歯医者さんも持ってなかったと思います。

とにもかくにも治療オンリー、虫歯の洪水なんて言われてた時代で、みんな当たり前のように虫歯を作っていました。

夏休みには歯科医院へせっせと子供たちが虫歯治療に通っていたと記憶しています。

家業が歯科である我が家でも子供の歯を守る!なんて考えはなく、


歯医者の家なのに三ツ矢サイダーが常備しており、

兄弟で毎日飲みまくり。


100円もらって駄菓子食いまくり


の毎日でした。

 

『歯磨きしなさい!!』と怒られても、ちゃちゃーと終わらせていましたので、当然 虫歯を作ります。

しかし家業が歯科である岡家には

夏休み恒例 恐怖の歯科定期検診 があったのです。


夏休みになると普段は子供の歯なんて気にかけない気まぐれの父が、毎年必ず虫歯になってないかをチェックしていました。

ただの、検診ならいいのですが、虫歯になってると有無を言わせず治療が始まります。


それに 親父 自分の息子が虫歯になってると必ず怒るんですよ。


まず、『ええーい。虫歯になっとる!』『おーい、ピストル注射!』といって麻酔をかけられます。

これがまた痛いんですね、容赦なしでしたから。


説明なんて一切なくいきなりインレーの形成が始まり、口がちっちゃく削りにくいと『もっと開けんか!』と言って無理やり治療をされていました。

涙を流して痛みに耐えていた忠克少年はいつも衛生士さんになぐさめられます。


『克っちゃん 大丈夫!?』って。


そして、1週間後ぐらいにインレーが出来上がると、くっつけにいかなければなりません。その時素直に入らないと

親父また機嫌が悪くなります。


『ふん!』といって無理やりインレーをねじ込まれ、咬合調整もやってくれず、忠克少年は痛みでまた涙を流すのでした。


そんな状況なのでいつも逃げ回っていたのですが、実家なので必ずつかまり、最後は恐怖の定期検診を受けさせられます。

なので小学生なのに忠克少年の口の中はいつのまにか金歯でいっぱい。ゴールドインレーオンパレードの口腔内だったのです。


ようは、早期発見、早期治療を無理やり実践させられていたのですが、自分が歯医者になって気づいた点もあります。

『俺の歯あんだけ虫歯の治療受けまくったのに、失活歯が1本もねーな。』

ということと

『ちゃんとすれば、インレーは長持ちするぞ。』

ということです。

今は予防歯科の教育が広まってきましたので、虫歯を作る子供は少なくなってきておりいい傾向なんですが、虫歯で穴が開いてしまった場合には、ほっとくと根管治療が必要になるかもしれないので、治療しなければなりません。

昔なら虫歯と言えば銀歯ということで、インレーで修復されることが多かったんですよ。(流れ歯医者は歯医者の息子ということで、一応金歯でした。)

こんな感じ

最近はMi といって虫歯だけを最小限で削り、レジンで埋めるという治療が主流のようになってきています。

臼歯部にレジン修復というのは、どうなんだろう?という疑問もありますが、話が長くなるのし、それるのでいつかまた書きますね。

 

そんな、拷問のような歯科検診を子供の頃受け続けたのに歯医者になるなんて、

忠克少年は

ドMだったのか?


はたまた歯医者好きの変態だったのか?


これは流れ歯医者物語に話をゆずります。

続く

今日も読んでくれて、ありがとうございます。

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