片田舎から上京するということ

先週末は歯科臨床研鑽会総会(講習会)に出席するため、土曜日をお休みにして東京へ行って来ました。

宮崎から東京へ行くということは、

土曜日の診療を休みます。(医院を閉めるので、当然土曜日の収入が飛びます…)

旅費交通費がかかります。(一泊二日で34,000円〜40,000円ぐらい)

研修会費がかかります。(今回はリーズナブルな10,000円で助かりました。実習会とかになると平気で20~30万円かかる場合もあります。)

食費etcもかかります…

合計するとかなりのお金を使うわけです。多分少し手出しすれば、サーフボードぐらいは買えるお金がかかるわけです。

なので、田舎のデンティストが都会へ行くときは、必ず何らかのプラスになる行動するぞ!と考えるんですね、根がせこいものですから…

というわけで、日曜日の講習会とは別に、土曜日は久々 三橋 純先生の診療所を見学させてもらいました。

三橋先生は日本顕微鏡歯科界のオーソリティで、僕が顕微鏡歯科臨床にどっぷりはまるきっかけになった大御所の先生です。

デンタルみつはしはこれで三度目の見学になるのですが、三橋先生の太極拳のようなゆっくりした動きの顕微鏡歯科臨床は、安定感があり、いつ見ても素晴らしく僕の目標なのであります。

それに、流行っている歯科医院だけあってプチバージョンアップしていました。

顕微鏡につけるカメラがバージョンアップ!Ikegamiの3CMOSフルハイビジョンカメラはさすがに綺麗でしたよ〜。蛇腹のジョイントも付いてました。これを付ける事によってプロエルゴが一段と扱いやすくなったそうです。

たぶん日本一改造にお金がかかっている歯科用顕微鏡

 


ノリはこんな感じですかね。

三橋先生

_| ̄|○スイマセン_| ̄|○))ユルシテクダサイ_|\○_コノトオリデス

あとはCTを導入してレントゲンシステムがデジタル化。i-padでレントゲンが確認できるのはとても便利です。


そして、今回最大の収穫


○○の超音波ダイヤファイルが○○のチップに付くということを教えてもらいました。

患者さんは訳が分からないと思いますが、現在の歯内療法(歯の根っこの治療)には超音波治療器具がかかせません。

ウチは超音波治療器具 スプラソンを使っています。歯内療法用のチップはずーっと茂久田商会扱いのBUC-1Aという純正のお高いチップを愛用していました。(1本14,000円ぐらいします。)

ただ、歯内療法用の超音波チップは消耗品で、チップのダイヤモンドコーティングがすぐに飛んで買い替えが必要になるんです。

今までBUC-1A何本買ったことか…くぅぅぅ。

それが、○○の超音波ダイヤファイルは先っぽだけの交換ができて、1本600円ぐらい。

先を曲げたりしても、気兼ねなくバンバン使えます。

というわけで、これからエンド用超音波チップはかなり経費が節約できるわけです。今回の出張はこれを教えてもらっただけで元が取れましたよ。


三橋先生 ありがとうございました!!!

 

 

 

おまけ、アキバな風景^^

九州人としては寄っとくべきだったかな?^^

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片田舎から上京するということ への3件のコメント

  1. 北の大尉です。 より:

    いつも楽しくブログを拝見してます。
    そうなんです。剥がれるのです。
    知りたいです。どこの会社のファイルですか?
    スプラソンにつくのでしょうか?
    メール頂けたら幸いです。
    出張も同じです。お金が
    保険医なもので

    • oka より:

      こんにちは。読んでいただいてありがとうございます。
      北の大尉先生はEE先生のお友達ですよね?(違ってたらすみません。)歯科臨床研鑽会総会来られませんでしたか?三橋先生そこでも超音波チップのスライド出していましたが…
      メアド教えていただければ、その時の画像送ります。

  2. 北の大尉です。 より:

    コメントありがとうございます。
    初めての先生に失礼なメールで大変失礼しました。
    でも知りたいので、
    ガンダム歯科の井野先生とは、いつもメールでお世話になってます。
    メルアドは上記のアドレスでお願いします。
    歯科研鑽会には行った事がありません。すみません。
    今ピコからモーラに変更しようと考えて、GCの人と、これこれフォンタブルと
    岡先生のブログを拝借しました。すみません。でもこれはミツハシ先生の写真。
    重ねてがさね、すみません。岡先生にミツハシ先生。

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