岡歯科の顕微鏡歯科治療紹介(動画で説明篇②)

データジェンプロが出た時は、録画装置に100万!?た、高い!と値段に引いていたので、すぐは買わなかったです。ノートブックに引き続きなんとかPCで代用出来ないかな〜と考えていて、録画〜再生専用のMacProを買おうかな〜?でも何十万もだして失敗したらな〜?と思っていました。

実際、そんな自作録画〜再生PCを作ったサイトがあります。ここ ものすごく顕微鏡Loveなんでしょうね〜。顕微鏡歯科ドットコムというのですが申請すれば認定証までくれるらしく、「顕微鏡もってるだけでステイタス。」的なんでいいんかい?とは思っています。顕微鏡は使いこなしてなんぼですから。  (∩_∩)

本物の顕微鏡使いが集まったサイト 顕微鏡歯科虎の穴 顕微鏡歯科ネットワークジャパンこちら ここにはワシも参加しています。

録画再生装置どうしよう?どうしよう?と思っていた所、またまた三橋先生の講演を聞く機会がありました。そこで、「デージェンプロ結構使えるよ。今はヘッドマウントほとんど使っていない。」とお話を聞き、カメラのバージョンアップ(内蔵1CCDからFULL HDへ)も考えていたので、マイクロのグレードアップを決心しました。

そのときの費用は

東芝FULL HDカメラ 900,000円

Cマウントビデオレンズ 350,000円

アングルオプティクス(ポート有り) 510,000円

データジェンプロforデンタル(CXHD)1,500,000円

合計 3,260,000円!! ってOPMI pico買えるじゃねーかー!たかだかカメラと録画装置のために300万ってマイクロの現物 買ったほうがましだった?俺ってバカ?と思いましたが、バカな俺でも実際 データジェンプロは結構使えると実感しています。

説明しにくい歯科の臨床では、「実際何をやっているのか?」というのは非常に伝えづらいものです。今の所、誰でも簡単に治療内容を伝える事ができるというのが、顕微鏡を使いこなして、その画像を顕微鏡に付けたカメラで録画〜再生してその場で説明するという方法です。

顕微鏡歯科治療で何をやっているかを患者さんにアピールしたい。いやわかってもらいたい。という気持ちはずっと持っていました。パッっと録画して、その場ですぐ説明。それを可能にしたのが顕微鏡とカメラとデータジェンプロだったのです。もともとは医科の方で販売していたのを歯科用に少し簡素化して、値段を落としたとメーカーの方が言っていました。

口腔内カメラでも説明だけなら十分事足りると思いますが、口腔内カメラでは拡大した画像を見ながら治療は出来ませんからね、あれは説明だけ。説明した後、裸眼で粗雑?な診療しては何の進歩も無いと思います。

これがデータジェンの本体です。メーカーが言う簡素化とはPCboxを小さくしただけか?と思いました。(医科と一緒でいーじゃん。)

記録データは外付けHDDに貯めて行きます。




これがモニターです。4:3昔のTVと一緒!うちはカメラが16:9のハイビジョンなのに、もっと大きく出来なかったのか?と思いますが、販売された当時はタッチパネル式のモニターが出て来たばっかりで、こんな小さいのしかなかったんでしょう。

PC関係のモニターやらタッチパネルとかは日進月歩ですから、しょうがないっす。


こんなデータジェンプロですが、フットスイッチで簡単に録画〜ストップができるし、説明もタッチパネル式で巻き戻し 早送りが直感的にできて、使い勝手がよかったので、バンバン使って常に顕微鏡動画で説明しています。

1年半ほどやってみて、患者さんの反応は?

①「ひえええ〜すごい!これ私の口の中?汚ーい、ショック!カメラどこについてるんですか?今の歯医者さんは進んでますね〜。」って感激パターン。

②「ふん、ふん、なるほど、へえ〜。わかりました。」って、少し感動みたいなパターン。

③「はあ。これ私の歯ですか?」って、あんまりなにも考えていないパターン。

の3つぐらいに分かれます。

「もっと驚けよ!」とおじさんは心の中で思っていますが、口には出しません。(笑 得意のポスターでも作ろうかな?

しかし、総じて説明は楽になったし、患者さんの理解度も100%に近いです。

けど、顕微鏡で拡大している画像が当然どの歯医者さんでも見えている映像だと勘違いしている人は多く、『そんなメヂカラ歯医者は素で持ってねーよ。』と突っ込みを入れたくなりますが、拡大して治療する事の意義がまだまだ一般には広まっていないのだな〜と実感はしています。ここらへんも顕微鏡歯科が広まらない理由の一つではあるのでしょう。宮崎では拡大画像説明的歯科治療 劇団ひとり状態で孤軍奮闘です。

さて、データジェンには他にも満足できない所が多々あるのですが、そんなおりワールドデンタルショー2010でカリーナシステムなるライバル機種が登場しました。大分の敏腕営業マンが書かれたカリーナの記事はこちら(2010年10月11日のblog記事に出ています。)

いよいよ本命カリーナシステムの③へ続く

最後に応援よろしくお願いします。

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